小児悪性腫瘍に対する新規抗CD26ヒト化モノクローナル抗体医薬の抗腫瘍効果の解析

• 研究課題/領域番号: 24K10958
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
• 研究機関: 埼玉医科大学
• 研究代表者: 林 睦 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (60327575)
• 研究分担者: 山田 健人 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (60230463)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
• キーワード: CD26 / 抗体医薬 / 抗体薬剤複合体 / RNAポリメラーゼII / 小児悪性腫瘍

研究開始時の研究の概要

小児悪性腫瘍の予後改善のため、腫瘍に高発現する分子を標的とした治療薬の開発が急務であるが、成人領域と比較して大幅に遅れている。成人悪性腫瘍に対して開発中である、抗CD26ヒト化モノクローナル抗体医薬YS110、抗体薬剤複合体（ADC）Y-TR-1を小児に応用するための研究を行う。YS110は腫瘍細胞の核内に移行しRNAポリメラーゼIIを抑制する新規な抗腫瘍効果を持つため、小児悪性腫瘍に対し新たな治療戦略となると考える。本研究では小児悪性腫瘍において(1)CD26の発現(2)YS110,Y-TR-1の抗腫瘍効果とその分子機構(4)効果予測、抵抗性克服に繋がるバイオマーカー、を解明する。