脳内ATP合成経路の増強によるダウン症のアルツハイマー病抑制の新たな戦略

• 研究課題/領域番号: 24K10962
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
• 研究機関: 日本医科大学
• 研究代表者: 藤原 めぐみ 日本医科大学, 医学部, 助教 (30648605)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: ダウン症 / サルベージ経路 / De novo経路 / XOR阻害剤 / ATP

研究開始時の研究の概要

本研究においては、まずはDSのiPS由来神経細胞を用いたATP増強剤の効果判定と分子的機序解明を実施する。健常者およびダウン症由来のiPS由来神経細胞におけるATP代謝動態を比較し、ダウン症の神経細胞におけるATP低下の程度とその原因および治療法を検証する。細胞レベルでATP増強剤の効果と機序が判明した後には実際にダウン症モデルマウスを用いて脳内ATP濃度の測定と病変との関連性を検証し、投薬効果と副作用の程度を個体レベルで評価する。