研究課題
基盤研究(C)
申請者らが従来行っていた白血病細胞のin vitro薬剤感受性試験は、白血病細胞のviabilityや試料中の白血病細胞の割合によっては薬剤感受性を十分に判定することができなかった。イメージングサイトメーターを用いることで生細胞と死細胞、白血病細胞と非白血病細胞を1細胞レベルで判別することが可能となる。培養時間も短期間で済み、間葉系幹細胞の添加も可能なため、薬剤効果と無関係な細胞死を避けられ、従来の白血病細胞のin vitro薬剤感受性試験の短所を改善できる可能性がある。このようなイメージングサイトメーターを用いた白血病細胞のin vitro薬剤感受性試験を確立したい。