網羅的micro-RNA解析による川崎病性冠動脈瘤リモデリング機序の解明と治療応用

• 研究課題/領域番号: 24K10983
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
• 研究機関: 和歌山県立医科大学
• 研究代表者: 垣本 信幸 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (90614412)
• 研究分担者: 土橋 智弥 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (20828488) ; 鈴木 崇之 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (40816691) ; 末永 智浩 和歌山県立医科大学, 医学部, 講師 (70433365) ; 鈴木 啓之 和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (80196865)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円); 2026年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 川崎病 / 冠動脈瘤 / OCT

研究開始時の研究の概要

OCTによる冠動脈瘤の形態的評価という臨床的観点にmiR定量という分子遺伝学的観点を加えて、以下の①～④を遂行し、冠動脈瘤遠隔期の新たな治療戦略の構築をめざす。①OCTの実施と解析：冠動脈病変を有する症例で経過観察のCAGが必要な症例に対して、CAG施行時に同時にOCTを施行する。②miRの網羅的解析：血漿からmiRの抽出を行い、次世代シークエンサーによりmiR発現量を網羅的に測定し、冠動脈病変を有する症例において有意に発現量の低下している群と発現量の増加している群を抽出する。③real time RT PCRを用いたmiRの半定量的測定を行う。④集積されたデータの統合・解析・報告を行う。