研究課題
基盤研究(C)
再発・難治の小児急性骨髄性白血病は、新たな治療開発が必要である。申請者らは、MECOM高発現KMT2A再構成陽性のAML症例から、AML細胞株を樹立した(YCU-AML2)。薬剤スクリーニングパネルを用いてYCU-AML2及び他のAML細胞株のスクリーニングをおこなったところ、L-asparaginase(L-ASP)が有効であることを見出した。本研究では、L-ASPのAMLへの臨床応用を目的として、L-ASPのAMLに対する作用機序、L-ASPが有効なAMLの細胞遺伝学的特徴の探索及びin vivoでの有効性の検討を行う。