横紋筋肉腫に対する脂質代謝制御に基づく新たな治療戦略の開発

• 研究課題/領域番号: 24K11005
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
• 研究機関: 京都府立医科大学
• 研究代表者: 土屋 邦彦 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (90381938)
• 研究分担者: 家原 知子 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (20285266) ; 菊地 顕 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任講師 (40453104) ; 宮地 充 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40584983)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 横紋筋肉腫 / 脂質代謝制御 / メタボロミクス解析 / 小児がん

研究開始時の研究の概要

腫瘍細胞代謝の糖質依存性により、糖質制限食ががん細胞の増殖を抑制するとして、ケトン食療法(糖質制限高脂肪食)が試みられている。一方、我々は横紋筋肉腫(RMS)細胞株における脂肪酸取り込み阻害薬によるG1細胞周期停止による腫瘍増殖抑制とマウスRMSモデルにおける脂肪摂取制限による腫瘍増殖抑制を明らかにした。そこで、マウスRMSモデルでの脂肪摂取量によるRMS細胞及び正常組織の脂質代謝変化について、メタボロミクスによりさらに詳細に解析することで、RMS治療中の栄養管理法(食事療法)やRMS治療脂質代謝調整薬の開発につなげることを目指す。