研究課題
基盤研究(C)
小児拘束型心筋症は予後不良の難病であり、わが国における小児心臓移植症例の約2割を占める。しかし、心筋拡張障害を引き起こすメカニズムは未だ解明されておらず、適切な治療法もない。本研究では、トロポニンI変異を有する拘束型心筋症のモデルとなるノックインマウスを作成し、これに対する組織学的、細胞生理学的解析や心臓を構成する細胞のシングルセル解析を行い、将来の新規治療法開発へ向かうための基盤づくりを行う。