ADHDを合併した治療抵抗性の自閉症に対する運動療法の効果とその分子基盤の解明

• 研究課題/領域番号: 24K11050
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分52050:胎児医学および小児成育学関連
• 研究機関: 和歌山県立医科大学
• 研究代表者: 久岡 朋子 和歌山県立医科大学, 医学部, 助教 (00398463)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 自閉症スペクトラム障害 / 注意欠如・多動性障害 / シナプス接着分子 / 運動療法 / ドーパミン

研究開始時の研究の概要

ADHD（注意欠如・多動性障害）合併ASD（自閉症スペクトラム障害）モデルマウスであるKirrel3遺伝子欠損マウスを用いて、運動によるADHD様行動やASD様行動の改善を検討する。最も改善効果の見られた運動条件を用いて、小脳、前頭前皮質、線条体、海馬を含めた種々の神経回路のシナプス可塑性やドーパミン伝達に及ぼす影響を解析することで、治療抵抗性のADHD合併ASDの運動療法による症状改善のメカニズムを解明する。