IPMNサーベイランス時の背景膵CT値に着目した発癌リスク層別化とバイオマーカー探索

• 研究課題/領域番号: 24K11069
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53010:消化器内科学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 重川 稔 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (00625436)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: IPMN

研究開始時の研究の概要

短期間でより多くのIPMN症例を集積するために、多施設で前向きに症例集積を行う。本研究課題では背景膵の脂肪浸潤とIPMN並存膵癌の発生頻度に最も注目し前向き検証を予定する。膵脂肪浸潤程度と膵癌発生の関連について、ヒト生体試料を用いた基礎的なアプローチも行い、バイオマーカーの探索を行う。これまでのIPMNのサーベイランスコホートは後ろ向きコホートが多く、IPMNと他の膵癌リスク因子（膵癌家族歴、糖尿病新規発症や糖尿病増悪に関する正確な情報収集）の関連について明確ではなかった。本研究課題ではこれらの因子も含めて、IPMN並存膵癌の早期診断のためのサーベイランスコホートのリスク層別化を試みる。