B型肝炎ウイルス増殖制御下における肝発癌メカニズムの解析

• 研究課題/領域番号: 24K11112
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53010:消化器内科学関連
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 柘植 雅貴 広島大学, 医系科学研究科(医), 教授 (50448263)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: B型肝炎 / 発癌シグナル / ヒト肝細胞キメラマウス

研究開始時の研究の概要

本研究では、HBV持続感染ヒト肝細胞キメラマウスを作製し、マウス血清HBV DNA量がプラトーとなった後に、核酸アナログ製剤・インターフェロン製剤を用いた抗ウイルス療法を実施する。HBV感染前、抗ウイルス療法前後の3ポイントで肝組織を回収し、抗ウイルス療法前後での遺伝子発現プロファイルを比較し、HBV感染により変化した細胞内シグナルが抗ウイルス療法によりどこまで改善するか明らかにする。さらにHBV増殖抑制後の肝発癌抑止を目指して、HBV増殖制御後の肝細胞をより正常肝細胞へと近づけるための制御因子の同定を行う。