研究課題
基盤研究(C)
申請者らは潰瘍性大腸炎に対して、抗菌薬で腸内細菌叢を除去後に腸内細菌叢移植(FMT)を実施する抗菌薬併用FMTの臨床研究を2014年に世界に先駆けて開始し、国内最多となる240症例を実施してきた。しかし、UCに対するA-FMTの有効性に寄与する因子の多くは未解明である。そこで本研究では、UCに対するA-FMTの有効性に関与するメカニズムを、ドナー因子及び患者因子それぞれについて解明することで、高い有効性を示すA-FMTを確立する。