大腸癌微小環境における癌線維芽細胞の活性化とCD8陽性T細胞浸潤抑制の病態解明

• 研究課題/領域番号: 24K11157
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53010:消化器内科学関連
• 研究機関: 札幌医科大学
• 研究代表者: 山本 英一郎 札幌医科大学, 医学部, 訪問研究員 (60567915)
• 研究分担者: 鈴木 拓 札幌医科大学, 医学部, 教授 (20381254) ; 石黒 一也 札幌医科大学, 医学部, 助教 (90784439)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 腫瘍微小環境 / がん線維芽細胞 / 細胞外マトリックス / 腫瘍免疫

研究開始時の研究の概要

本研究は、癌間質におけるAEBP1の機能を解明し、大腸癌の治療法開発につなげることを目的とする。さらに本研究では、腫瘍間質が免疫細胞の腫瘍内浸潤を阻むメカニズムに注目し、これを抑制することで免疫細胞の抗腫瘍効果を最大限に発揮させることを目指す。これにより既存の免疫チェックポイント阻害剤の奏効率を向上させる事が期待される。AEBP1の阻害によって癌細胞の増殖・浸潤の制御と腫瘍免疫の賦活化を同時に期待できる点が、本研究の独自性と創造性である。