研究課題
基盤研究(C)
本研究期間では、なぜTLR4賦活化作用を持つ抗体が、強力な活性化反応である肝炎発症を阻止できるのかを解明することを目的とする。抗TLR4抗体により誘導される活性化シグナルがどのように肝炎制御に結び付くのかを明らかにすることで、致死的な活性化反応と救命につながる活性化反応との違いが明らかとなり、TLR4を介した活性化機構を応用して致命的肝障害を克服できる可能性が期待できる。