研究課題
基盤研究(C)
本研究の目的は、高血圧性心疾患発症におけるSema6Cの機能を解明し、新たな治療標的となりうるか検討することである。実験は、ヒト心筋生検サンプルにおけるSema6Cの発現解析、心筋特異的Sema6C過剰発現マウスやSema6Cノックアウトマウスに対して大動脈縮窄術により圧負荷を誘導する動物実験、新生仔ラット心筋細胞やH9C2細胞を用いた機能解析を計画している。RNA-seqデータ解析により、Sema6CはTGFβスーパーファミリーに属するGDF15との関連が示唆されている。Sema6CとGDF15の関連について、検討を行っていく。