肺高血圧症の早期診断のための心エコーによる診断アルゴリズムの検討

• 研究課題/領域番号: 24K11208
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53020:循環器内科学関連
• 研究機関: 筑波大学
• 研究代表者: 佐藤 希美 筑波大学, 附属病院, 病院講師 (30823679)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円); 2025年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 肺高血圧症 / 心エコー図検査 / 右心機能 / 早期診断

研究開始時の研究の概要

肺高血圧症（PH）の確定診断は心臓カテーテル検査により行われるが、心エコー検査は非侵襲的に心機能・形態を評価することが可能であり、PHにおける最も重要なスクリーニング検査である。欧州ではより早期の症例をPHと定義する形で診断基準が改訂されている一方で、従来の心エコー指標・アルゴリズムが早期症例の検出に有用であるかどうかは明らかではない。心エコーによる右室機能指標などの新規指標がより有用である可能性もあり、本研究ではPHの早期診断において有用な心エコー指標を明らかとし、新たなスクリーニング指標・アルゴリズムを確立することを目的とする。