研究課題
基盤研究(C)
心房細動は日常診療において最も頻度の高い不整脈の一つであり、遺伝的要因に加えて加齢や生活習慣病による後天的訴因が複合して発症する。心房細動の疫学によれば、有病率は性別、人種、肥満、高血圧や心不全などの合併する心疾患、腎臓病、社会的・経済的な状況によって異なる。本研究はゲノムワイド関連研究をもとに、心房細動の有病率、発症率、合併症や死因に関わる因子との遺伝的な関係について遺伝学的なバイオインフォマティクス技術を通して明らかにする。