| 研究課題/領域番号 |
24K11266
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| 研究種目 |
基盤研究(C)
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| 配分区分 | 基金 |
| 応募区分 | 一般 |
| 審査区分 |
小区分53020:循環器内科学関連
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| 研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
奥村 貴裕 名古屋大学, 医学系研究科, 特任准教授 (60635598)
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| 研究分担者 |
風間 信吾 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (20980543)
由良 義充 名古屋大学, 医学部附属病院, 病院助教 (60943305)
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| 研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| 研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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| 配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2024年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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| キーワード | 心筋疾患 / クローン性造血 / 心筋症 |
| 研究開始時の研究の概要 |
近年、心血管病の新たなリスク因子としてクローン性造血が報告されており、心血管病を引き起こすメカニズムの解明やそれに着目した治療法の開発が期待されている。本研究では、単施設にて探索的前向き観察研究を行い、適応基準を満たした症例を登録し、ヒト心筋疾患における血液検体を用いたクローン性造血の評価、炎症バイオマーカーおよび心筋組織学的構造変化との関連、疾患重症度や心機能・血行動態および臨床予後との関連を評価する。得られた成果は、心筋疾患の新しい診断および治療法の開発、発症予防への臨床応用に展開するための基盤となることが期待される。
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| 研究実績の概要 |
本研究は、心筋疾患患者におけるクローン性造血を評価し、血行動態や心不全重症度、心リモデリング、予後との関連を検討することで、心筋疾患の新しい診断および治療法の開発、発症予防への臨床応用に展開するための研究基盤を確立することを目的とする。 本年度は、これまでのわが国および海外の研究報告を広範に調査した。その結果、心筋疾患のなかでも、高齢化とともに患者数が激増しつつある、トランスサイレチン型心アミロイドーシス患者に焦点を絞ることにした。特に本疾患とクローン性造血の関連についての既報告が少なく、新規性の高い研究であると判断された。 探索的単施設前向き観察研究を実施するための準備として、症例の探索と事前予備調査を行った。本施設において治療中のトランスサイレチン心アミロイドーシス患者を調査した結果、遺伝型トランスサイレチン心アミロイドーシス患者26例、野生型トランスサイレチンアミロイドーシス患者128例が同定された。遺伝型における変異内訳は、V30M変異23例、V122I変異1例、V121A変異1例、P43S変異1例であった。 治療状況としては、全144例中126例でタファミジス投与、19例でブトリシラン投与がなされていた。これら患者群における治療反応性とクローン性造血の関連を評価することで、新たな治療ターゲットの同定につながる可能性がある。 今後、生命倫理委員会における研究実施承認後、各患者におけるクローン性造血の評価を進めていく予定である。
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| 現在までの達成度 |
現在までの達成度
3: やや遅れている
理由
当初の研究計画に比してやや進捗が遅れている状況にある。これは主に、クローン性造血と心筋疾患、とりわけ心アミロイドーシスの関連について、より新規性と臨床的意義の高い研究とするために研究計画の見直しを要したためである。特にクローン性造血の評価方法や対象とする心筋疾患の選定等において慎重な検討を要し、そのために生命倫理委員会への申請が当初予定より遅延した。しかしながら、対象となるトランスサイレチン型心アミロイドーシス患者については遺伝型26例、野生型128例と十分な症例数を確保できており、研究実施承認後は迅速かつ円滑な研究遂行が見込まれる。今後は計画の遅れを取り戻すべく、解析体制の強化を図る予定である。
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| 今後の研究の推進方策 |
上記理由により、当初の研究計画に比してやや進捗が遅れている状況にある。しかしながら、対象となるトランスサイレチン型心アミロイドーシス患者については、既に遺伝型26例、野生型128例と十分な症例数を確保できており、研究実施承認後は迅速かつ円滑な研究遂行が見込まれる。生命倫理委員会からの承認を速やかに取得し、既に同定された144例のトランスサイレチン型心アミロイドーシス患者を対象に、クローン性造血の評価を直ちに開始する。解析の効率化のため、解析パイプラインを事前に最適化し、データ処理時間の短縮を図る。また、臨床データとの統合解析を効率的に行うためのデータベース構築を並行して進める。
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