腎臓小胞体のリアノジン受容体安定化による慢性腎臓病の新規治療開発

• 研究課題/領域番号: 24K11412
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53040:腎臓内科学関連
• 研究機関: 山口大学
• 研究代表者: 内海 仁志 山口大学, 大学院医学系研究科, 助教 (80815655)
• 研究分担者: 澁谷 正樹 山口大学, 医学部附属病院, 講師 (40865002)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 慢性腎臓病 / 小胞体ストレス / カルシウム動態 / リアノジン受容体

研究開始時の研究の概要

糸球体足細胞や尿細管細胞の小胞体（ER）膜のリアノジン受容体（RyR2）を標的とし、ERストレスを抑制することで慢性腎臓病（CKD）の進展（糸球体硬化・タンパク尿）を阻止する新たな治療法を開発する。
基礎研究としてCKDに対するRyR2安定化治療の分子学的機序を解明し、特定臨床研究「進行したCKD患者におけるRyR安定化薬の有効性と安全性を評価する多施設ランダム化二重盲検試験」の準備を進めていくために、パイロット試験を実施する。