配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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研究開始時の研究の概要 |
抗好中球細胞質抗体(ANCA)関連血管炎は組織学的に好中球浸潤を伴う壊死性血管炎を呈する.自然免疫の中心を担う好中球は, 微生物の侵入に対して貪食とともに細胞自身が死にながら好中球細胞外トラップ(NETs)という網を放出して効率的に殺菌するが, 本疾患では感染症がないにも関わらず自己抗体ANCAが好中球に作用して過剰なNETsを誘導して自己の血管を傷害する. 近年,様々な細胞死の最終段階である細胞膜破裂がNINJ1という膜蛋白により制御されるていることがわかり,本研究ではNINJ1がANCA-NETsならびにNETsにより傷害される血管内皮細胞を制御すると仮説を立てた.
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