研究課題/領域番号 |
24K11447
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分53050:皮膚科学関連
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
柴田 彩 東京大学, 医学部附属病院, 准教授 (50613105)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2024年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 慢性炎症 / 皮膚炎 / レジリエンス / 皮膚免疫 |
研究開始時の研究の概要 |
日本における乾癬治療は、生物学的製剤の開発により、炎症を制御する治療成績が向上した。一方、発症早期の治療介入群に比べ、炎症が長期間、持続した後の治療介入群は乾癬の治療成績が悪く、治療介入のタイミングを明確にし、慢性化や難治化を予防できるかが新たな課題となっている。本研究では慢性化や難治化の要因として、炎症が生じたのち、収束のプロセス(レジリエンス)において、病的な炎症記憶が細胞に蓄積される可能性に着目する。病的な遺伝子発現プログラムを誘導するエピゲノムの書き換えに着目し、その要因が何であるかを明らかにする。従来とは異なる、肉眼的な治癒を超えた核内レベルでの治癒を目指した治療戦略を提示したい。
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