白斑真皮線維芽細胞による抗酸化及び免疫調節機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K11451
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53050:皮膚科学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 種村 篤 大阪大学, 大学院医学系研究科, 准教授 (50457016)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
• キーワード: 白斑 / 真皮線維芽細胞

研究開始時の研究の概要

白斑真皮の抗酸化能に加え真皮側からの局所免疫制御機構を解明する。さらに、真皮から白斑免疫を制御するシステムの解明も行い、本来の真皮バリア機能保持と皮膚免疫調節の両面から研究を進める。具体的にはROS環境に於ける白斑真皮の変容、線維芽細胞の抗酸化応答や免疫担当細胞との細胞間相互作用を検証する。また、空間的マルチオミクスやRNAシークエンスを駆使した網羅的発現解析、その発現制御に関わる転写因子のエピジェネティック解析を遂行し、白斑の新規病態関連分子の探索につなげたい。同時に、実際のヒト皮膚より単離した細胞をリアルタイムに観察し、線維芽細胞－免疫担当細胞の相互作用を単細胞レベルで解析する。