研究課題
基盤研究(C)
がん関連線維芽細胞から産生されるケモカインに着目し、腫瘍免疫応答の抑制のメカニズムを解析し、進行期メラノーマの予後改善につなげる。そのために、①がん関連線維芽細胞からのCXCL12とCCL5の産生による腫瘍免疫応答の阻害が生じているか、②加齢に伴い、がん関連線維芽細胞のCXCL12とCCL5の産生が増加するか、③CXCL12とCCL5の阻害により、腫瘍免疫応答の抑制が解除できるか、④CXCL12とCCL5の阻害と、抗PD-1抗体の併用効果があるか解析を行う。