皮膚筋炎におけるT細胞の標的自己抗原の解析

• 研究課題/領域番号: 24K11492
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分53050:皮膚科学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 荒瀬 規子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (30360481)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 皮膚筋炎

研究開始時の研究の概要

皮膚筋炎はHLAクラスIIアリルが最も疾患感受性が高い遺伝子である。HLAクラスII分子はCD4+ T細胞にペプチド抗原を提示する。私たちは以前よりMHCクラスII分子が種々のミスフォールド蛋白質と会合し、MHCクラスII・ミスフォールド蛋白質複合体が自己免疫疾患において自己抗体の標的分子となることを明らかにしてきた。この様な自己抗体産生には抗原提示細胞上のMHCクラスIIの自己抗原に刺激されたCD4+T細胞が必要となる。そこで私たちは皮膚筋炎発症に関与する病原性T細胞とその病原性T細胞のT細胞レセプターが認識する自己抗原を皮膚筋炎患者のT細胞から明らかにする。