研究課題
基盤研究(C)
顎下腺生検におけるIgG4/IgG陽性細胞比が40%以上と40%未満のIgG4関連疾患(IgG4-RD)の確診例の顎下腺より、それぞれ細胞を分離し、single cell RNA-Seq(scRNA-Seq)を用いて、獲得免疫細胞、自然免疫細胞に加えて線維芽細胞、上皮細胞の分画および遺伝子発現を網羅的に比較する。IgG4陽性形質細胞浸潤およびIgG4クラススイッチ亢進に関与する細胞分画と発現分子を同定し、IgG4-RDの顎下腺における蛋白レベルでの発現、in vitroおよびマウスモデルを用いたin vivoでの機能解析、治療実験を行い、新規疾患特異的治療標的細胞と治療標的分子の開発を行う。