研究課題/領域番号 |
24K11633
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分54030:感染症内科学関連
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
西内 由紀子 広島大学, IDEC国際連携機構:PHIS, 主幹特任学術研究員 (00333526)
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研究分担者 |
港 雄介 藤田医科大学, 感染症研究センター, 准教授 (10836620)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 抗酸菌 / 増殖メカニズム / 赤血球 |
研究開始時の研究の概要 |
病原性抗酸菌は、結核や肺非結核性抗酸菌症(NTM症)など難治性の感染症を引き起こす細菌の一群であり、細胞内寄生菌として知られている。宿主細胞外でも結核菌や主なNTMのMycobacterium avium が赤血球に直接接着して活発に増殖する生態を世界で初めて発見した。この増殖は、1)赤血球の溶血や凝集を起こさず、2) 鉄成分を含まない実験培地で起きる。これらから 『結核菌や M. aviumは赤血球から鉄成分を獲得して増殖している』と仮説を立て、仮説の検証と増殖機構の解明を進める。本研究は、難治性で新薬が期待されている多剤耐性結核や肺NTM症の治療に貢献することが期待される。
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