腸管オルガノイドを用いたヒトノロウイルス増殖機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K11639
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54030:感染症内科学関連
• 研究機関: 北里大学
• 研究代表者: 芳賀 慧 北里大学, 大村智記念研究所, 講師 (80528373)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円); 2025年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円); 2024年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
• キーワード: ノロウイルス / 腸管オルガノイド

研究開始時の研究の概要

ヒトノロウイルス(HuNoV)は、ウイルス性胃腸炎の主な原因の一つであり、近年、ヒト の腸管幹細胞由来のオルガノイドを用いたノロウイルスの培養系が確立された。しかしなが ら、ヒト腸管オルガノイド(HEO)を用いた系は、普遍的な株化培養細胞と比べ取り扱いが煩雑であり、維持費もかかることからHuNoVを増やせる量にも限界がある。申請者はこれまでにマウスノロウイルスの受容体を非感受性細胞に発現させることで感受性になることを示し た。そこで本研究課題では、HuNoVに対する受容体を探索すること、そして株化細胞株を用いたHuNoVの培養系を確立することを目的とする。