DIA法によるMHC上に提示されたペプチドの高感度検出法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K11649
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54030:感染症内科学関連
• 研究機関: 東京大学
• 研究代表者: 川村 猛 東京大学, アイソトープ総合センター, 准教授 (70306835)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2025年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: イムノペプチドミクス / 質量分析 / ワクチン / DIA法 / MHC

研究開始時の研究の概要

本研究では (1)ワクチン接種者の血液から末梢血リンパ球を単離し、その細胞表面にある免疫反応に重要な役割を持つ、主要組織適合抗原複合体(MHC)上に提示される抗原ペプ チドの解析を行う。(2)同時に変異ウイルスを含むSARS-CoV-2のウイルスタンパク質 を免疫細胞に発現させMHCペプチドの解析を行う。(3)これら(1)(2)から得たペプチドの比較によって免疫活性化能を持つウイルス由来のペプチドの探索を行い、ワクチン開発の基盤技術を確立する。本手法は COVID-19 のみならず様々な感染症に応用可能な革新的な技術と なる。