抗体活性増強を基軸とするHIV治癒へ繋ぐADCC活性に関する基盤研究

• 研究課題/領域番号: 24K11665
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54030:感染症内科学関連
• 研究機関: 国立感染症研究所
• 研究代表者: 原田 恵嘉 国立感染症研究所, エイズ研究センター, 室長 (30508643)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: HIV

研究開始時の研究の概要

HIV感染症は多剤併用療法により、制御可能な「慢性」感染症へ変貌を遂げた。しかし、現行の抗HIV薬ではHIV潜伏感染細胞（レザボア）の排除はできず、生涯服薬しなければならない。結果、レザボアの浄化すなわち治癒を目指した新規治療法開発が急がれる。そこで本研究は、化合物ライブラリーおよび経時感染検体ライブラリーを組み合わせて、抗体活性増強剤によりADCC活性を惹起させる新規治療法戦略へ繋げる基盤データの取得を試みる。