研究課題
基盤研究(C)
単房性脂肪細胞では、脂肪分解で生じた脂肪酸は、脂肪滴に結合するミトコンドリアでは利用されず細胞外へ放出されるが、多房性脂肪細胞では、脂肪酸がアシルCoA化され、脂肪滴に結合していない細胞質ミトコンドリアに効率よく流入し、これを基質としてエネルギーが産生されるという新規の概念を樹立する。最終的に個体のエネルギー代謝結果と合わせて、エネルギー産生脂肪細胞における多房性脂肪滴蓄積形態の重要性を明らかにする。