翻訳後修飾を介した脂質代謝調節機構およびTFGによるその制御メカニズムの解明

• 研究課題/領域番号: 24K11698
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54040:代謝および内分泌学関連
• 研究機関: 日本大学
• 研究代表者: 山本屋 武 日本大学, 医学部, 助教 (50760013)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: Trk-fused gene （TFG) / 糖・脂質代謝 / 脂肪肝 / 翻訳後修飾

研究開始時の研究の概要

Trk-fused gene (TFG) は小胞体からGolgi体へのCOPII小胞輸送に重要な分子である。TFG遺伝子異常により発症する神経変性疾患HMSN-Pの患者では糖・脂質代謝異常が臨床的に多いことが知られており、我々はTFGの糖・脂質代謝における役割に着目して、研究を行っている。
肝細胞でTFGを欠失したマウスを作製したところ、脂肪肝と高脂血症をきたすことが分かった。本研究ではその分子機序を解明することで、肝臓での脂質代謝制御機構を明らかにすることが主な目的である。