オミックスデータベースより見出された新規肥満遺伝子の解析

• 研究課題/領域番号: 24K11702
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54040:代謝および内分泌学関連
• 研究機関: 東京家政大学短期大学部
• 研究代表者: 渡邉 和寿 東京家政大学短期大学部, 短期大学部, 准教授 (60724416)
• 研究分担者: 島野 仁 筑波大学, 医学医療系, 教授 (20251241) ; 松村 貴由 自治医科大学, 医学部, 教授 (80436485)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
• キーワード: 肥満遺伝子 / 脂肪細胞 / 細胞内輸送 / ミトコンドリア / 遺伝子多型

研究開始時の研究の概要

肥満に遺伝的素因が関与することはよく知られており、これまでゲノムワイド関連解析により多くの肥満関連遺伝子が同定されてきたが、遺伝子多型がどのように肥満につながるか、その機序が解明された遺伝子は少ない。我々は、これまで複数の既存オミックスデータベースと自身の実験データを組み合わせることで、N4bp2l1及びTmem140を新規肥満遺伝子として見出した。本研究では、N4bp2l1及びTmem140の基礎的な機能の解明を手掛かりに、日本人におけるこれらの遺伝子多型がどのように肥満や糖脂質代謝に影響するかを明らかにする。