研究課題
基盤研究(C)
現在、全世界で肥満症や糖尿病を有する患者が増加しており、効果的な治療法の開発が急務である。近年、腸内細菌や腸の機能を応用した、新たな肥満症・糖尿病の治療戦略が注目を集めている。しかし腸の機能偏倚がこれらの疾病を惹起する機序は明らかではない。本研究では、肥満症・糖尿病の初期病変である肥満に関連する腸炎において、腸内細菌・腸管由来の細胞外小胞に注目し、そのプロファイルと病態における意義を明らかにする。