免疫チェックポイント阻害薬による1型糖尿病の発症予測と病態解明

• 研究課題/領域番号: 24K11720
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分54040:代謝および内分泌学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 小澤 純二 大阪大学, 大学院医学系研究科, 寄附講座准教授 (80513001)
• 研究分担者: 小澤 栄稔 大阪大学, 大学院医学系研究科, 寄附講座助教 (70974939)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2024年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
• キーワード: 免疫チェックポイント阻害薬 / 1型糖尿病

研究開始時の研究の概要

悪性腫瘍に対する治療薬として免疫チェックポイント阻害薬（ICI）が広く使用されているが、ICI投与により正常組織に対する免疫賦活化が生じ、免疫関連有害事象（irAE）として1型糖尿病を発症することがある。本研究では、ICI投与による1 型糖尿病発症者ならびに非発症者を対象として全エクソーム解析、一塩基多型（SNP）解析により網羅的な遺伝子解析を行う。さらにシングルセル解析により個々の免疫細胞において細胞傷害に関わる因子を含めた遺伝子発現量分析を行う。ICI 投与による1 型糖尿病発症の遺伝因子を解明し発症予測に繋がる手法を開発、β細胞傷害の進展阻止を目指した病態解明を目的とする。