研究課題/領域番号 |
24K11822
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
福島 菖子 大阪大学, 医学部附属病院, 医員 (00982216)
|
研究分担者 |
山本 浩文 大阪大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30322184)
原口 直紹 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (30528609)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2025年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
|
キーワード | PLXND1 / SEMA3E / EMT / 癌幹細胞 / 大腸癌 |
研究開始時の研究の概要 |
癌の転移形成は、癌細胞中の転移形成性が高い亜分画と、その癌細胞に対する感受性(前転移性ニッチ)で決定され、大腸癌では肝臓と肺への転移頻度が高い。我々は、PLXND1発現細胞では上皮間葉転換が誘導されることに注目した。PLXND1のリガンドであるSEMA3Eは肝や肺でも分泌されており、また、活性型への変換を行うFurinも肝、肺で発現している。以上より、PLXND1を発現する大腸癌の亜分画に対して、転移標的臓器のSEMA3E/Furin環境が前転移性ニッチとして働く可能性が示唆される。本研究では、PLXND1の幹細胞性との関係と転移形成機序を解明し、大腸癌転移を抑制する新治療法の開発を目指す。
|