研究課題/領域番号 |
24K11855
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55020:消化器外科学関連
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
兼田 裕司 自治医科大学, 医学部, 准教授 (00600868)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 膵液瘻 / 膵体尾部切除術 / 膵断端処置具 / 膵断端虚血 / 膵壊死 |
研究開始時の研究の概要 |
膵体尾部切除術後の膵液瘻は周術期死亡に繋がる重大な合併症であるが、未だに有効な膵断端閉鎖法が存在しない。申請者は膵液瘻の原因が(A)針やステイプルによる膵管損傷、(B)膵断端虚血による膵組織壊死と考え、検証を重ねてきた。これまでの実験から膵管損傷は膵液瘻の原因の一つと考えられ、(A)が証明されつつあるが、(B)膵断端虚血と膵液瘻に関する検討が十分ではない。本研究ではブタの膵断端虚血モデルを用いて、術後1週間の膵液瘻発症率、膵組織壊死の程度を自動縫合器、膵断端血流温存モデルと比較し、膵断端虚血から膵液瘻に至るメカニズムを病理学的に解明する。本研究は新たな膵断端閉鎖法の開発に繋がると期待できる。
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