胆道がんに対するEphA2を標的とした抗体医薬の開発ー光感受物質と核酸医薬の融合ー

• 研究課題/領域番号: 24K11879
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55020:消化器外科学関連
• 研究機関: 関西医科大学
• 研究代表者: 中竹 利知 関西医科大学, 医学部, 助教 (40779401)
• 研究分担者: 松浦 徹 関西医科大学, 医学部, 講師 (60415297) ; 寿野 良二 関西医科大学, 医学部, 准教授 (60447521) ; 奥山 哲矢 関西医科大学, 医学部, 博士研究員 (80614966) ; 鈴木 基史 関西医科大学, 附属光免疫医学研究所, 講師 (90807801)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: 胆道癌 / 抗体医薬 / 光感受性物質 / センスオリゴヌクレオチド / オルガノイド

研究開始時の研究の概要

膜受容体型チロシンキナーゼのerythropoietin-producing hepatocellular A 2 (EphA2)は、胆道がんを含む様々なヒトがん組織において過剰発現し、がん化とその進行に密接に関係している。EphA2を標的とした抗体を基盤として、①光感受物質および②EphA2センスオリゴヌクレオチドを複数結合させることで、胆道がんの新たな治療法の開発を行う。抗EphA2抗体薬によってメカニズムの異なる２つの治療物質の効果を融合することで、胆道がんの根治を可能とする革新的な創薬を目指す。