ING5による大腸癌の進展、転移および化学療法抵抗性に対する抑制的制御機構の解明

• 研究課題/領域番号: 24K11906
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55020:消化器外科学関連
• 研究機関: 千葉大学
• 研究代表者: 酒井 望 千葉大学, 大学院医学研究院, 助教 (70436385)
• 研究分担者: 西野 仁惠 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (10769813) ; 高屋敷 吏 千葉大学, 大学院医学研究院, 講師 (30456024) ; 細川 勇 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (60623676) ; 小西 孝宜 千葉大学, 医学部附属病院, 助教 (80865882) ; 大塚 将之 千葉大学, 大学院医学研究院, 教授 (90334185)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: ING5 / 転移

研究開始時の研究の概要

我々はこれまでに転写因子YY1が大腸癌における癌抑制因子であることを明らかにし、その関連因子として転写調節因子 ING (Inhibitor of growth) protein 5 (ING5)がYY1の発現を制御する可能性を示すデータを得ている。
本研究では、
1）大腸癌におけるTumor suppressorとしてのING5の機能、ING5-YY1 axisを中心とした分子制御機構
2）ING5-MDR1 axisによる大腸癌細胞の化学療法抵抗性に対する抑制的機能を解明することにより、大腸癌治療における新規治療戦略構築を目指す。