胃癌オルガノイドを用いたリアルタイム免疫化学療法感受性システムのための基盤研究

• 研究課題/領域番号: 24K11913
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55020:消化器外科学関連
• 研究機関: 広島大学
• 研究代表者: 田邊 和照 広島大学, 医系科学研究科(保), 教授 (40379847)
• 研究分担者: 坂本 直也 国立研究開発法人国立がん研究センター, 先端医療開発センター, ユニット長 (20571798)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円); 2026年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2025年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2024年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
• キーワード: オルガノイド / 胃癌

研究開始時の研究の概要

われわれはこれまで臨床検体から作成した胃癌オルガノイドを用いて３次元培養下で免疫細胞応答が可能となるオーバーレイ培養法を開発した。本研究ではこれらを発展させ患者由来オルガノイドに対するNK細胞の腫瘍微小環境浸潤や細胞障害性について経時的・定量的に解析、さらには免疫チェックポイント阻害薬や抗体依存性細胞障害を有する抗体併用による免疫応答を解析することで、腫瘍微小環境下での細胞ダイナミクスの解明の一助とすることを目的とするとともに、将来的な胃癌層別化治療開発や個別化薬剤感受性評価につながる基盤となる研究を行う。