HLAノックアウトiPS細胞を用いた心筋再生治療法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K11949
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55030:心臓血管外科学関連
• 研究機関: 大阪大学
• 研究代表者: 小田 紀子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい准教授 (90373092)
• 研究分担者: 今西 悠基子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任研究員(常勤) (10707582) ; 伊東 絵望子 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (80595629)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円); 2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円); 2024年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
• キーワード: 再生医療 / 重症心不全 / 免疫拒絶 / 非臨床PoC

研究開始時の研究の概要

iPS細胞の他家移植における免疫拒絶反応を軽減するためにHLA型に関わらず免疫拒絶反応を抑制できるHLAノックアウト(HLA-KO) iPS細胞の開発が進められている。同iPS細胞株は移植時に免疫拒絶反応が弱まることが期待されているが、安全性や有効性を評価した報告はこれまでにない。本研究では、 (HLA-KO) iPS細胞を用いるiPS細胞由来心筋細胞シート移植の重症心不全に対する免疫学的および心力学的な有効性と遺伝子改変に伴うiPS細胞の安全性を検証し、今後の臨床応用に向けた非臨床 PoC（Proof of Concept）を確立することを目的とする。