研究課題
基盤研究(C)
心大動脈疾患は高齢化に伴い増加しており、突然死リスクも高いことから、遺伝的・環境要因のさらなる解明が求められる。近年の低侵襲治療・血管内治療で治療し得る病態は増えつつあるが、疾患発症機序や、それに基づく予防方法に関しては未確立である。本研究は心大動脈疾患の診断未確定例を詳細に解析し、その臨床的意義を明らかにすることを目的とする。心大動脈疾患の根本的な病態の理解を深め、新たなバイオマーカーや創薬シーズの創出、予後予測、予防策の確立を通じてベットサイドへと橋渡しできる。