呼気凝縮液を用いた呼気オミックス解析による慢性移植肺機能不全の病態解明

• 研究課題/領域番号: 24K12005
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55040:呼吸器外科学関連
• 研究機関: 東北大学
• 研究代表者: 大石 久 東北大学, 大学病院, 講師 (60451580)
• 研究分担者: 本橋 ほづみ 東北大学, 医学系研究科, 教授 (00282351) ; 村上 昌平 東北大学, 医学系研究科, 助教 (20746911) ; 渡邉 龍秋 東北大学, 大学病院, 助教 (70636034) ; 岡田 克典 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (90323104)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
• キーワード: 肺移植 / 慢性移植肺機能不全 / 呼気凝縮液 / 呼気オミックス

研究開始時の研究の概要

肺移植は他の臓器移植に比較して予後が不良であり、肺移植後慢性期(1年目以降)の死因のトップである慢性移植肺機能不全(chronic lung allograft dysfunction, CLAD)の関与が大きいと考えられている。本研究ではメカニズムが未解明であるCLADを新しい解析方法により探索することを目的にしている。すなわち、肺移植を受けた患者(レシピエント)から、呼気凝縮液を採取し、①特定分子の解析、さらに②呼気オミックス*による解析を加え、CLADの病態解明を目指す。
*オミックス： 代謝物やタンパク質等の生体分子を網羅的に解析する技術。