骨軟部肉腫肺転移を促進する腫瘍微小環境の時空間的多様性の解明

• 研究課題/領域番号: 24K12031
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55040:呼吸器外科学関連
• 研究機関: 島根大学
• 研究代表者: 山本 寛斉 島根大学, 学術研究院医学・看護学系, 教授 (40467733)
• 研究分担者: 豊岡 伸一 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (30397880) ; 冨田 秀太 岡山大学, 大学病院, 准教授 (10372111) ; 遠西 大輔 岡山大学, 大学病院, 研究教授 (20825096) ; 中田 英二 岡山大学, 医歯薬学域, 准教授 (10649304) ; 諏澤 憲 岡山大学, 大学病院, 助教 (90839713) ; 枝園 和彦 岡山大学, 大学病院, 講師 (30708079)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2027-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
• キーワード: 腫瘍微小環境 / 肉腫肺転移

研究開始時の研究の概要

難治性の希少がんである骨軟部肉腫は原発巣を完全切除しても容易に遠隔転移をきたし、特に肺への転移が多い。他の悪性腫瘍に比べて基礎研究や治療開発が遅れており、新たな治療法の開発は喫緊の課題である。本研究では、骨軟部肉腫の原発巣と肺転移巣における腫瘍微小環境の違いを示し、その違い（時空間的多様性）をきたす遺伝子発現変化をシングルセルおよび空間マルチオミクス解析により明らかにし、肉腫肺転移における新しい治療戦略の確立を目指す。