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表面分子スクリーニングに基づく非小細胞肺癌に対する新規抗体医薬の開発

研究課題

研究課題/領域番号 24K12033
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
審査区分 小区分55040:呼吸器外科学関連
研究機関熊本大学

研究代表者

鈴木 実  熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 教授 (80312940)

研究分担者 千場 隆  熊本大学, 国際先端医学研究機構, 客員講師 (30897682)
研究期間 (年度) 2024-04-01 – 2027-03-31
研究課題ステータス 交付 (2024年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2025年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2024年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワード非小細胞肺癌 / LY6D / ADC
研究開始時の研究の概要

網羅的な細胞表面マーカースクリーニングにより、Lymphocyte antigen 6(Ly6)ファミリーの一つであるLY6Dが、正常肺組織にはほとんど発現が認められない一方で、腫瘍細胞表面に過剰発現していること、LY6D発現が患者予後に関わることを見出している。しかし、これまでにLY6D発現が非小細胞肺癌の増大および進行に与える影響は明らかとなっていない。本研究は、非小細胞肺癌におけるLY6Dの役割を明らかにすることを目的とし、LY6Dを標的とする抗体医薬の作製と非小細胞肺癌マウスモデルでの抗腫瘍効果の検証を行う。

研究実績の概要

近年、抗体薬物複合体(ADC:Antibody drug conjugate)を含む抗体医薬は様々ながん腫で高い治療効果を示している。しかし研究者は、現在臨床開発が行われているADCの標的分子の多くは正常組織にも高発現していることを公共データベースの解析により見出している。一方で、細胞表面マーカーの網羅的探索から新規分子LY6Dは肺がん細胞特異的に発現していることを発見した。さらに、LY6Dの腫瘍細胞における役割はこれまで不明であったが、申請者らは独自のモデルによりLY6Dが腫瘍増殖に必須であることを見出している。本研究では、マウスLY6Dを標的とする抗体医薬を作製し、申請者らが独自に所有するLY6D高発現肺がん細胞とマウス肺がんモデルを用いて抗腫瘍効果の検証およびLY6Dの機能解析を行う。
本年度においては、マウスLY6Dの細胞外ドメインを認識するモノクローナル抗体を産生するハイブリドーマを、ラットリンパ節法により複数樹立した。また、シングルセルRNA-seq解析を行い、LY6D遺伝子が発現している肺がん細胞においてエンリッチされているシグナル経路を複数同定した。さらに、これまでに作製したLy6d-EGFPマウスに、KrasG12DマウスとTrp53R172Hマウスをかけ合わせたLy6d-EGFP; KrasG12D; Trp53R172Hマウスの系統を樹立し、肺からオルガノイドや腫瘍細胞を樹立した。

現在までの達成度
現在までの達成度

2: おおむね順調に進展している

理由

想定していた実験を遂行し、ハイブリドーマを複数樹立した。

今後の研究の推進方策

マウスLy6dを強制発現させたHEK293細胞をポジティブコントロールとして、樹立したハイブリドーマの培養上清のスクリーニングを行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2024 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2024

すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件)

  • [雑誌論文] Spatial analysis by current multiplexed imaging technologies for the molecular characterisation of cancer tissues.2024

    • 著者名/発表者名
      T. Semba and T. Ishimoto.
    • 雑誌名

      Br J Cancer

      巻: 131 号: 11 ページ: 1737-1747

    • DOI

      10.1038/s41416-024-02882-6

    • 関連する報告書
      2024 実施状況報告書
    • 査読あり / オープンアクセス

URL: 

公開日: 2024-04-05   更新日: 2025-12-26  

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