研究課題
基盤研究(C)
ほとんどの中枢性感作は末梢性感作で中枢への入力が強まったのちに生じていると考えられる。われわれが作製した光応答性疼痛マウスは組織の傷害や炎症なしに末梢性感作のような状態となり、それに続く中枢性感作を引き起こすことができると考えている。このため、純粋な神経の可塑的変化を観察することができる。本研究では、長時間光照射を隔日照射し続けることで神経障害性疼痛を慢性化させ、痛みの慢性化のメカニズムを解明する。