小児に対応した運動誘発電位モニタリングのための麻酔方法の開発

• 研究課題/領域番号: 24K12097
• 研究種目: 基盤研究(C)
• 配分区分: 基金
• 応募区分: 一般
• 審査区分: 小区分55050:麻酔科学関連
• 研究機関: 奈良県立医科大学
• 研究代表者: 松浦 秀記 奈良県立医科大学, 医学部附属病院, 研究員 (30745443)
• 研究分担者: 林 浩伸 奈良県立医科大学, 医学部, 講師 (30464663) ; 小川 裕貴 奈良県立医科大学, 医学部, 助教 (50773579) ; 川口 昌彦 奈良県立医科大学, 医学部, 教授 (60275328)
• 研究期間 (年度): 2024-04-01 – 2028-03-31
• 研究課題ステータス: 交付 (2024年度)
• 配分額: 4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円); 2027年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円); 2026年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2025年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円); 2024年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
• キーワード: 運動誘発電位モニタリング / MEP / 小児麻酔

研究開始時の研究の概要

術後に運動機能障害の発生が危惧される脊椎脊髄手術や開頭手術などでは、運動機能の温存を目的として術中に運動機能をリアルタイムに評価するMEPモニタリングが行われている。小児の場合、術後運動機能障害が発生すると機能的予後だけでなく、児の成長・発達にも影響を及ぼす重大な問題であるため、MEPモニタリングの成功率を上げるための最適なモニタリング条件の確立は急務である。MEPを抑制しないようハイブリッド麻酔を考案したが、本研究では、脊椎脊髄手術でMEPモニタリングを施行される 15 歳未満の小児を対象として、ハイブリッド麻酔が小児のMEPを安定的に記録するため有効か調査する。