研究課題
基盤研究(C)
脊髄幹麻酔(脊髄くも膜下麻酔と硬膜外麻酔)では、骨に囲まれた脊柱幹内に針を進める必要があるが、皮膚から脊柱管に至る刺入経路を同定することが時に困難であり、手技の成功率、安全性に課題がある。本研究では、現実空間に三次元情報を即時的に重ねて表示できる拡張現実(Augmented Reality: AR)技術を利用して、脊髄幹麻酔で穿刺針を体内の目標位置に到達させるための誘導システムを開発する。そして、そのシステムの正確性、安全性、臨床的有用性を評価する。