研究課題/領域番号 |
24K12147
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 科学警察研究所 |
研究代表者 |
大森 毅 科学警察研究所, 法科学第三部, 主任研究官 (70356195)
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研究分担者 |
山口 晃巨 科学警察研究所, 法科学第三部, 研究員 (50822087)
大塚 麻衣 科学警察研究所, 法科学第三部, 研究員 (90801580)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2026年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2025年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2024年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 化学剤 / 免疫 |
研究開始時の研究の概要 |
化学テロ事件が発生した場合に被害者の救命処置を迅速的確に行うため、患者血液から免疫学的検査法により中毒原因物質の特定を行うことを目的とする。これまでに実際にわが国でも犯罪被害の出ているサリン、VXなどの神経剤を対象として、神経剤が体内に取り込まれた場合に生成する血清中アルブミンのチロシン残基への付加生成物(アダクト)を認識する抗体を作製する。血清アルブミンのチロシン残基とのアダクトは神経剤の特徴的構造を保持しているため、その構造を認識する抗体を作製することで、患者の血液から迅速に中毒原因となる神経剤を特定するスクリーニングを行うことができ、迅速な治療に貢献する。
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