研究課題/領域番号 |
24K12172
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
山本 晃之 千葉大学, 医学部附属病院, 医員 (30919808)
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研究分担者 |
石田 茂誠 千葉大学, 医学部附属病院, 特任助教 (00964488)
大島 拓 千葉大学, 災害治療学研究所, 准教授 (50375789)
大網 毅彦 千葉大学, 医学部附属病院, 講師 (70527887)
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研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2025年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2024年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 集中治療 / 腸管恒常性 / 下痢 / dysbiosis |
研究開始時の研究の概要 |
重症患者では侵襲による腸管恒常性の破綻が消化管機能不全を引き起こし、その兆候である下痢は入院期間の延長や死亡率上昇と関連する。しかし、下痢の病態解析はほとんど進んでおらず、消化管機能不全を簡便に評価する指標も存在しない。本研究では下痢を呈する重症患者の腸内細菌叢解析に加えて腸管上皮細胞や免疫担当細胞から分泌される便中蛋白やサイトカインの動態評価ならびに代謝産物測定を行うことで下痢の病態を解明する。腸管恒常性の破綻を呈する重症患者の特徴を分子生物学的な面から捉えることで、消化管機能不全の新たな評価法や革新的な治療法の開発に向けて有用な情報源となり、重症患者の予後改善につながる可能性がある。
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