研究課題
基盤研究(C)
本研究は、PET核種(18F-THK5351)が反応性アストロサイトに多く発現するMAO B蛋白に集積する特性を利用している。反応性アストロサイトは神経機能回復に関与している可能性があり、18F-THK5351を用いて脳損傷周囲の反応性アストロサイトを確認し、その臨床的意味を明らかにする。また、反応性アストロサイトが神経機能回復に関与していることが明らかとなれば、それに対しどのような介入をすれば、頭部外傷後の神経機能予後の改善につながるかを考察する。