研究課題/領域番号 |
24K12207
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
審査区分 |
小区分55060:救急医学関連
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
多村 知剛 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (00571720)
|
研究分担者 |
袴田 陽二 日本獣医生命科学大学, 獣医学部, 教授 (00218380)
佐野 元昭 山口大学, 大学院医学系研究科, 教授 (30265798)
鈴木 昌 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (70265916)
勝俣 良紀 慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 講師 (80464832)
|
研究期間 (年度) |
2024-04-01 – 2027-03-31
|
研究課題ステータス |
交付 (2024年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2026年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | フェロトーシス / 水素吸入 / 心停止蘇生 / 脳障害 |
研究開始時の研究の概要 |
水素吸入療法の臨床応用に向けた課題は、水素の根本的な作用機序が明らかでないことに起因して、その最適化の方法が不明確であることである。水素は、脂質連鎖的過酸化反応を抑制すること、抗酸化ストレス効果は鉄ポルフィリンを有機触媒とした還元を介する可能性が報告された。これらの事実から、水素は体内に多量に存在する鉄を触媒として脂質連鎖的過酸化反応の抑制を通して、続発するフェロトーシスを抑制している可能性がある。本研究では、水素がフェロトーシスを抑制するか検証し、さらに脳出血と心停止蘇生後の脳障害に対する水素の抗フェロトーシス効果の検討を通じて、水素吸入療法の最適化の指標および方法の開発を目指す。
|